おもちゃで魚好きな子を育てる

魚河岸で働いてるのは楽しい。就職仕立てだととてもそんなことは思えなかったころがあったかも知れません。これまでに働き過ぎて今はもう楽しいと言い切れる人もなかなかいないのではないかも知れませんが、同僚や仲のいいお客さんと話しているときは楽しいでしょうし、何よりも仕事がひと段落して帰宅して、子供の顔を見ていると疲れも吹っ飛んでしまうものです。将来跡を継いで魚に関わる仕事をして欲しいとまでは思わなくても、なんとなく買って見た魚のおもちゃや魚のかぶりものでユーモラスに遊んでいる姿は実に可愛いものです。さて、卸売の中でもかちいりは好きな人にはたまらないものです。ご飯にそのままかけてよし、炒めたり、煮付けに一緒に入れると味が深まって旨味が濃くなります。業務用のかちいりを卸売で探すには、水分がよく抜けていて、甘みと旨味が程よくミックスされているものが商品としては上質です。

関東や他の土地ではちりめん、ちりめんじゃこと言われるこの食材は、カルシウムたっぷりで、健康食材としても最近注目されています。大根おろしの上にたくさん散りばめて、ご飯を食べるとこの上ない至福が味わえます。ただ、干してあると言っても半分は水分が含まれているので、冷蔵冷凍保存は必要です。こういった技術を持つのは、塩干しが得意な業者です。他の塩干し、干物でも評判がいい業者を探すといいでしょう。業者によって得意分野は多少の違いはありますが、どこの産地のものでも上手に扱える業者は器用な業者です。また、これはどこの魚卸業者でも同じですが、歴史が長く、何代も続いていて評判がいい業者は仕入れルートがしっかりとしているので安心です。

しらすの仕入れは清水区や由比町が名産なので、その土地に仕入れ先を持っている業者さんは強いものです。清水由比町は有名な生産地で、釜揚げしらすや生しらす、生しらす丼、生しらす寿司も地元ではよく食べられています。静岡県ばかりでなく兵庫にはしらすの種類がたくさんあります。長崎県のしらすもまた有名です。生で食して美味なしらすだからこそ、かちいりに加工しても美味しいという評判が保てるのです。魚好きな子供に育てるためには、美味しい魚を食べさせることも大事です。ただ、子供は遊ぶことも好きなので、釣り堀のおもちゃで遊んでいて、魚が獲れると喜ぶ情景も見ていて親心をくすぐるものです。そうやって子育てをすることは、働く親の背中を見せることにもなります。
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